植物性循環農法で育てる安心の野菜
野菜本来の味・香りを大切に
農薬、化学肥料、除草剤を使用しないのはもちろん
より美味しく、野菜本来のそれぞれの味、香りを
大切にするために
動物性堆肥(牛糞,鶏糞など)も使用しません。
そして「野菜を育ててくれる土に私たちが口にできないものを入れたくない」という思いからです。
その代わりに緑肥を栽培し、土に返還する
植物性循環農法で栽培しています。
また必要に応じて、おから堆肥を使用しています。
土作りへのこだわり
土にはもともと持つ地力があります。
でも、たくさんの野菜を育てるには
土にも栄養が必要です。
そこで私たちは野菜を育てる前に
緑肥栽培をしています。
緑肥栽培では、ソルゴー(たかきび)、
セスバニア、えん麦
などを約4か月かけて栽培し、
粉砕して土に漉き込みます。
緑肥は短期間で大きく成長することで
大量の有機物となり
また、背が高い植物の為、
根を地中深くまで伸ばし、
土をふかふかにしてくれます。
虫はこないの?
お客様、家庭菜園をしている方からよく聞かれます。
今まで試して、肥料が多すぎる時は必ず虫がつきます。
そこで、大切なのが経験と観察だと思います。
「この時期のこの作物にはどれくらいの肥料が必要か。
ここの畑にはこの雑草が生えているから
肥料は十分だな。
この葉の色だともう少し肥料が必要だな。」
畑での大切な時間です。
必要十分な栄養で育つ野菜は
虫にも強く
私たちが求めるクリアな味になります。
心からの「いただきます!」
野菜本来の美味しさを伝えたいのはもちろんですが、
一緒に、食=命の循環ということも
伝えていけたらと思っています。
その食材を手に取るとき、口に運ぶときに
その命がどのような場所で、どのように育ち、
今ここにあるのか。
感じて、心から「いただきます!」が言える。
そんな野菜をみなさんに食べてもらいたいです。